天満さんが日本1の焙煎士になるまで

天満さんが日本1の焙煎士になるまで

今回は心斎橋焙煎所のヘッドロースターの天満一行さんについて。
日本1の焙煎士になるまでの道のりと焙煎についてのお話を聞かせてもらいました。

天満さんが焙煎士になるまで

昔からずっとコーヒーが好きで、高校生の頃は缶コーヒーを飲みながら塾で勉強をしていたそうな。
大学の4年間はシアトルズベストのカフェでアルバイトを勤め、大学卒業後は印刷会社に入社し営業のお仕事をされていました。
3年後に印刷会社を退職し、当時募集がかかっていた心斎橋焙煎所の焙煎士の求人を見つけ、応募が締め切られた後に飛び込みで面接に行ったそうで、既に20名ほどコーヒー経験者で募集が集まっていたそうなのですが、天満さんともう1人の方が採用され、天満さんの焙煎士としての人生がスタートしました。

一人前の焙煎士になるまで

天満さんが焙煎士になったのは2017年。
2019年に初めて日本の1番大きな焙煎の大会JCRC(Japan Coffee Roasting Championship)に参加し、順位は真ん中の方だったそうです。コロナ明けに3年ぶりに開催された2022年のJCRCでは5位になり、そして2023年のJCRCで1位になりました。
JCRC以外の焙煎の大会にもちょこちょこ出場されていたそうですが、大会をこなす度に確実に腕が上がっていったみたいです。
そして美味しいとされているコーヒーとはどんな焙煎なのか、どのようなコーヒーが評価されているのかも全て大会で学んだそうです。
大会では緊張しない派で、目の前にある豆を焼くことだけに集中しているみたいです。そして大会で最も大事なことは焙煎機の特徴をつかんでおくことだと。焙煎機にもそれぞれクセがあるそうで、それに対応できないと自分の思い描いたお豆を焼くのは難しいとのことでした。
また何かひらめきがあるかもしれないという思いで、どこかカフェに行ったときにはスタッフの方に焙煎やお豆についてお話を聞いたりするそうです。
天満さんは2018年のバリスタ3対3のラテアート対決にも出場されており、心斎橋焙煎所チームは準優勝を果たしています。天満さんはラテアートもできちゃうんですね!

まとめ

どんなふうに焙煎しようか悩むこともあるけど、結局好みは人それぞれなので自分の好きな味の焙煎を追求し続けることが大事だとゆっていました。
来月天満さんは日本代表としてデンマークでの世界大会に出場します。天満さんらしく戦えますように。
心の底から応援しています。また世界大会終わりにお話を聞けたらなあと思います。

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