コーヒーの面白い歴史エピソードあれこれ2

コーヒーの面白い歴史エピソードあれこれ2

前回に紹介したコーヒーの面白い歴史と驚きのエピソードの他にも、調べてみるとまだまだあまり知られていないエピソードがあったので、今回もいくつかご紹介します。

コーヒー禁止令!?国王も止めれなかったコーヒー愛

コーヒーの歴史には、実は「コーヒー禁止令」が出されたこともありました。 例えば、17世紀のオスマン帝国では、スルタン・ムラト4世が「コーヒーは人を堕落させる」として飲むことを禁止。しかし、人々はこっそり飲み続け、結局この禁止令は長く続かなかったそうです。
また、18世紀のプロイセン(現在のドイツの一部)では、フリードリヒ大王が「コーヒーなんか飲まずにビールを飲むべきだ!」と命令しました。でも、人々はやはりコーヒーの方が好きだったようで、王様の命令はあまり守られなかったそうです。
どんなに禁止されても、コーヒーの人気は止められなかったんですね。

宇宙でもコーヒーが飲める時代に!?

コーヒーの歴史は地球だけにとどまりません。なんと、今では宇宙でも飲めるようになっています。
2015年、イタリアの宇宙飛行士サマンサ・クリストフォレッティさんが、国際宇宙ステーション(ISS)でエスプレッソを飲むことに成功しました。彼女のために特別に開発された「ISSpresso」というマシンを使い、無重力空間でもおいしいエスプレッソが飲めるようになったのです。
これから人類が火星やさらに遠くの惑星に行くことがあっても、コーヒーは宇宙飛行士たちの癒しとなるのかもしれませんね。

コーヒーを飲みすぎていた作曲家だれ!?

あの有名な作曲家ベートーヴェンは、実は大のコーヒー好きだったそうです。彼にはコーヒーの淹れ方に異常なこだわりがありました。
彼は1杯につき必ずコーヒー豆を60粒使うと決めていて、毎回しっかり数えながら淹れていたとか。それだけでものすごくクセのある人だったということが分かりますね。
他にも、フランスの哲学者ヴォルテールも1日に50杯以上のコーヒーを飲んでいたと言われています。彼はお医者さんに「そんなに飲んだら体に悪いですよ!」と忠告されましたが、「私はコーヒーを飲み続けているが、こんなに元気だ!」と言い張っていたそうです。

まとめ

禁止令が出ても愛され続け、今では宇宙でも飲めるようになり、ベートーヴェンやヴォルテールも過剰摂取するほど飲まれてきたコーヒー。
コーヒーは単なる飲み物ではなく、歴史や文化の中でさまざまなエピソードを生んできたことが分かります。
こういった話を知っていると会話が盛り上がりそうなので、ぜひ気に入ったエピソードを使ってみてください。笑

 

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